多肉植物の育つ環境 丼の簡単な作り方|育ちやすい苗を見極めてモリモリに育てる

多肉事

こんにちは。ハイジです。

多肉植物を育てる時に感じた事を書いています。

少しでも初心者さんの参考になれば嬉しいです。

一緒に、心配の種を1つずつ取り除いていきましょう!

ハイジ
ハイジ

多肉植物と出会って10年目です。

育て方は、自己流です!

その時々の問題は、色々悩んで工夫しながら解決してきました。

心配事や悩み事は、経験者からの情報が、一番頼りになると感じています。

自分が好きな多肉植物が、自分の場所で、育ちやすいとは限りません。

私のベランダでは、毎年何回も大事に育てても、育ちにくい種類が有ります。

頑張ってもダメなのは、場所との相性だと諦めていますが、枯れると悲しいですね。

特に丼を作りたければ、自分の場所で育ちやすい種類を、見極める事が大事です。

育ちやすい種類とは?

その場所に、たくさんの苗が有る種類です。

たくさん?

当たり前のようですが、その場所その場所で、育ちやすい種類が違います。

YouTubeなどで、『良く芽吹きたくさん増えます』って、言われている種類でも、私の家では全然増えないことが度々ありました。

育ちやすさのレベルは、植物が選ぶものなので、自分の期待とは違います。

自分の場所が合っていれば、植物はビックリするほど元気に育ちます。

合っていなければ、成長が遅かったり、色が悪かったり、見るからに元気が無い等、育ちにくいです。

育て方が悪いのでは無く、場所が合わないのです。

増えやすい苗は、自分の場所の至る所に有るはずで、日の当たり方や水のあげ方よりは場所です。

場所と苗との相性です。

相性の良い苗を探す事が、丼を作る前準備で、一番重要かもしれません。

相性の良い苗を集めて、1つの鉢に植えましょう。

小さな苗でも集まれば、元気に育つので、モリモリの丼になります。

そしておひとり様の時より、元気に色良く育っていきます。

ブロンズ姫の場合

こんなブロンズ色の綺麗なブロンズ姫丼は…

3月20日

こんな風に作っています。

昔の写真を、探して綴ってみると、こうでした。

鉢減らしの為に、沢山の小さな鉢から、1つの大きな鉢に植え替える事から始めます。

スカスカですが、始めは、こんな感じで良いのです。

7月25日

8月21日

上の写真の少し大きい苗の葉を採って、土が見える所に、バラ撒いています。

とにかく、苗が小さいうちに、同じ種類の葉挿し葉で、隙間を埋めるのです。

10月27日

隙間が埋まれば、ほっといても、育ちやすい苗なので、ドンドン増えて大きくなります。

11月13日

上から見てもモリモリです。

寒くなってきましたが、色は、まだ悪いです。

12月25日

色がブロンズ色になっています。

苗が多いと紅葉も加速します。

この時に、水をやり過ぎると根腐れします。

カラカラで大丈夫です。

ブロンズ姫の鉢は、棚の上段で、日当たりが、一番長く当たる良い場所です。

水やりですが、私は大きな苗(手前の苗と同じ)は、2週間おきにします。

2月8日

綺麗なブロンズ色になりました。

太陽の日が、全体に当たるように時々鉢を回しますが、それ以外放置です。

ベランダで、良く日の当たる場所は、棚の上段なので、これ以上大きな鉢は、置けません。

庭の広い方は、毎年、より大きな鉢に、植え替える事も可能ですね。

羨ましいです!

白牡丹の場合

この白牡丹の鉢も、ブロンズ姫と同じ棚の上段に、置いています。

ビッシリ株で犇めいています。

3月15日

昨年の夏の様子から

8月14日

夏真っ盛りですが、こちらも鉢減らしの為、1つの鉢に植え替えました。

丼の鉢には、根腐れし難い工夫として、鉢底石を多めに入れています。

鉢の半分弱位です。

土が少ない代わりに、保水性の高い土を多めに混ぜた多肉植物用土を使っています。

同じ鉢を、上から見てもスカスカです。

白牡丹は、葉が取れ易い種類なので、触る位で葉が取れます。

取れた葉は、隙間の土に挿しておけば、増えていきます。

11月14日

随分、隙間が無くなり、1つ1つの葉に厚みが出てきました。

土の見える隙間に、触って取れる葉を、チョコチョコバラまきます。

2月8日

大きな苗のすき間から、小さな苗が必死に顔を出しています。

3月30日

ビッシリ苗で、埋め尽くされました。

同じ鉢の反対側は、特に小さい苗が多く、我も我も顔を出そうと、必死に伸びてきてる状態です。

中央の大きい苗の、ドッシリした余裕の存在感との対比が、面白い時期です。

ピンクプリティの場合

ピンクプリティも、私のベランダでは、増えやすい種類です。

3月15日

昨年夏の様子から

7月24日

既に大きな鉢に、植えられています。

これでは大きすぎる苗が有るので、小さくします。

大きい苗を一回り小さくすると、葉挿し用の葉も採れるので、一石二鳥です。

葉挿し葉を隙間に、挿します。

9月14日

葉挿しの子も、大きくなってきました。

11月13日

大きな苗は、身を乗り出すように育っています。

11月13日

上の写真の同じ鉢の裏側では、小さい苗も必死に、伸びてきています。

3月21日

少しピンク色なのが、可愛いです。

3月30日

ピンクプリティは、大きくなるのが早いので、豪華になりみえます。

鉢のこちら側は、大きくなった苗が、形良く見えています。

3月30日

鉢の反対側では、小さな苗達が、大きな苗を押し上げて、鉢の縁から零れそうです。

3月30日

上から見ると、大きな苗の隙間にも、小さな苗が育っています。

1つ1つの苗の大きさで、丼のイメージも変わります。

朧月と姫秀麗の場合

朧月は、大きくなり易いので、この位の鉢での放置は難しいです。

丼よりは、庭に植える方が、向いているようです。

でも苗の成長に合わせていけば、綺麗な丼も作れます。

3月21日

昨年の夏の様子から

8月14日

夏に、朧月を中央に、姫秀麗もモリモリしてきたので、周りに植え替えました。

11月30日

朧月の背丈が、予想を超えて、暴走しています。

中央の大きく育ち過ぎた苗は、抜いて葉だけを採って、他に植えています。

朧月の葉挿し葉は、私の場所では、全部といって良いくらい、早く確実に芽吹きます。

驚きの速さで、ドンドン増えていきます。

大きく伸びた苗は葉を採るだけでは追い付かない
伸びる苗は抜くしかない

2月8日

中央に朧月とは違う苗が有りますが、同じ色なので、違和感が有りません。

同じ位の大きさに、揃えています。

3月21日

何とか、同じ大きさで、大きくなりました。

このまま、背丈が伸びたら、朧月と下の姫秀麗との間に、セダムでも植えてみましょう。

姫秀麗の下に、ポツンポツンと、マジョールを植えたら、垂れ下がっています。

セダムのマジョールも、私のベランダでは、増える種類です。

こんな風に垂れ下がってくれると、また違う使い方が出来ます。

大好きなセダムなので、嬉しい発見です。

ブロンズ姫、白牡丹、ピンクプリティ、朧月や姫秀麗は、私のベランダでは、増やしやすい種類です。

まずは、増えやすいといわれている種類を育ててみましょう。

場所に合っているようなら、丼にしてみるのはどうでしょう。

私はモリモリが好きなので、元気に育ってくれると楽しいです。

その姿を見るだけで、私の方も元気になります。

これから、多肉植物の成長を、一番強く感じられる季節となります。

たくさん大きく育ってくれる種類を見つけたら、また丼の種類を増やしたいです。

多肉植物の育て方の基本の記事はこちらです。

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