多肉植物リースの作成方法|ネルソルの扱い方や水苔の使い方

多肉事

こんにちは。ハイジです。

多肉植物を育てる時に感じた事を書いています。

少しでも初心者さんの参考になれば嬉しいです。

一緒に、心配の種を1つずつ取り除いていきましょう!

ハイジ
ハイジ

多肉植物と出会って10年目です。

育て方は、自己流です!

その時々の問題は、色々悩んで工夫しながら解決してきました。

心配事や悩み事は、経験者からの情報が、一番頼りになると感じています。

準備1 リース

リースの用意(直径20㎝)

この状態で売られてます

大きければ大きいほど、たくさんの苗が必要です。

初めはこの位か、小さい直径15㎝位が良いです。

大きさ的に20㎝位の方が、見栄えが良いのと、置き場所に困りません。

準備2 水苔

水苔(100均)半袋

水苔に水を加え、ふやかします。

水苔を柔らかくする為で後に絞るので水の量は適当で大丈夫です

鉢皿に水苔
ふやけたら軽く絞る

水は軽く絞ります。

絞り過ぎると、広げにくくなります。

余分な水分は、土に吸水されます。

準備3 水苔の使い方

水苔を、リースの底に引き詰めます。

リースは、水捌けが良すぎるので、水苔はシッカリ敷き込みます。

リースに植えた多肉植物の為にも、シッカリ保水対策は必要です。

でも、水苔を詰め過ぎて、土が入らなくなると困ります。

土の重みでカサが減るので多めに敷く

リースの高さの半分位になるように、詰め込みます。

リースの金具から、飛び出たものが無いようにします。

この上に土を盛るので、水苔が固定されていないと土が崩れます。

水気は軽く残した方が敷きやすい

準備4 用土を盛る

多肉植物用土を入れます。

リースの端から用土がこぼれない位入れます。

中央は少し高く盛ります。

シッカリ詰め込む
中央を盛るように
これ以上はこぼれる位土を入れる
中央を盛った状態
普通の多肉植物用土をタップリ

しばらく置いておくと、水苔の水気が土に浸み込んできます。

土の重さで水苔が沈みます。

水苔の密度で差が出るので、土を盛ったら、少し時間を置いた方が安心です。

水苔の水分が上がってきた
出来れば半日くらい置く

準備5 ネルソルの準備をする

ネルソルと用土と水

通常の土に植えても、苗が固定されず、リースを動かすだけで崩れてしまいます。

寄せ植えに、ネルソルを使うと色々な表情を作り出せます。

でも通常私は作り終わって、平置き出来る場所や時間が有る時は、ネルソルは使いません。

土を固めてしまうと、水やりがやり難いのと、苗の根が張りづらいからです。

ネルソルを使わない場合は、水苔の上に用土を盛るだけで、苗を植えていきます。

苗の根が張れば、斜めにしても土は崩れません。

通常の作り方は、ネルソルの袋の裏に書いて有ります。

私のネルソルの作り方

ここからは、縦掛けしたい時や、家から持ち出す時の為に、ネルソルを使う場合の私のやり方です

私は、ネルソルに、通常の土と水を入れて練ります。

ネルソルだけだと、カチカチに固くなって、水を弾いてしまいます。

その状態が続くと、苗は、根が張り辛くなります。

でも、土を混ぜると、ネルソルだけの時より軟かくなり、苗の成長も良くなります。

その結果、リースが長持ちして、長く楽しめるのです。

ネルソル部分より、下の用土部分に、早く根を張らせると、管理(生育を観る)が楽になります。

それでも、ネルソルが混ざっているので、水が浸み込み難いです。

水やりは、底面給水させます。(リースより大きい容器に水を入れ、下から土に水を浸み込ませる方法)

本番

ネルソルと用土を混ぜて、水を加えます。

用土の量は、今回は4割位にしました。(通常の作り方は、ネルソルの袋の裏面の通り、水のみです)

リースの置き場所で、土の量は変えた方が良いです。

根が張るまでリースを横にしたまま置けるなら、用土は多めで大丈夫です。

(今回は、このパターンで作ります)

ネルソルが乾いたら、直ぐに斜め置きしたいなら、用土は2割位が適当です。

左がネルソル6割
右が用土4割

水を加えて練って、片手で握って、一掴みの形が崩れない位になったら、15分位そのまま置きます。

置いておく事で、ネルソルや用土に水が十分に浸み込みます。

水が浸み込むと土が柔らかなり、苗を挿し易くなります。

少しずつ水を加えながら練る
練って粘り気が出てきたら一掴み
手を開いた時に形が崩れない

準備6 ネルソルの盛り方

ネルソルをリースの用土の上に盛ります。

用土を盛った時と同じように、中央を高く盛ります。

用土が見えない位、リースの端まで隠すように盛ります。

端までネルソルを盛らないと、乾いた時にネルソル部分がズレたり、用土を堰き止められず崩れます。

用土の上で厚くならないように、均等に盛ります。

ネルソルが乾いて、薄く伸びずらくなったら、霧吹きで水分を補給します。

この時水分が多いと、土が流れてしまいます。

細かい霧が出るスプレーが良いです。

私は使い終わった衣類の消臭剤の容器を使ってます。

このスプレーから出る水は、細かいので好きなのです。

ネルソルを盛った状態
細かい霧が出るので便利
霧吹きで水分補給
金具の際までネルソルで覆う
用土が見えないように

本番

寄せ植えは大きい苗から挿す

用意する苗の大きさは、色々有る方が面白いです。

大きい苗をバランスをみながら挿す

スペースが無くならないうちに、大きい苗を挿します。

小さめの苗は、色々な方向を向かせます。

リースの内側の苗は、内側向きで、外側の苗は、外側に向かせます。

苗の間をセダムで埋めます。

伸びるセダムは、内側に配した方が楽しいです。

外側より内側に伸ばした方が、表情に統一性が出ます。

ネックレス系の苗は、外側に挿して下に、伸ばします。

小さい苗とセダム多めバージョン

この時も大きい苗から挿します

出来上がり

夏はミドリん

紅葉シーズンの変化

上の夏の緑バージョンも育って秋になれば、ご覧の通りです。

どんな色になるかが分からないので、色の変化を楽しみにしてます。

11月1日

落ち着いた色味の紅葉になりました。

2月18日

紅葉真っ盛り

3月15日に壁掛け

立体的バージョン

小さい苗やセダム多めで、立体的に作りました。

額縁バージョン

平面の額縁型の器

大きい苗を中央に配して、色々な方向を向かせます。

小さいセダムで間を埋めます。

伸びる系を周りに植えてます。

夏はミドリン
8月25日

秋に紅葉するとこんなに綺麗に!

上の写真の苗が、どんな風に色付いたか、分かり易いですね。

1月5日

シッカリ秋色です

2月8日

多肉植物を育てる基本の記事はこちらです。

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