こんにちは。ハイジです。
多肉植物を育てる時に感じた事を書いています。
少しでも初心者さんの参考になれば嬉しいです。
一緒に、心配の種を1つずつ取り除いていきましょう!
多肉植物と出会って10年目です。
育て方は、自己流です!
その時々の問題は、色々悩んで工夫しながら解決してきました。
心配事や悩み事は、経験者からの情報が、一番頼りになると感じています。
ステンシルをしたいけど、絵の具が滲んでしまいます。
ズバっとこれは、
固めの筆の先を山形に、カットして濃い絵の具を使います。
私も、中々上手くいかなかったので、試行錯誤してたどり着いた方法です。
ステンシルの筆は、真っすぐにカットしてあるものが多いです。
それだと、シートのカットに入り込めず絵の具が付かず、今度は、無理に押し込んで、滲むという失敗の連続でした。
スポンジタイプも試しましたが、柔らかいものも固いものも、力加減が難しく、滲んでしまいました。
そこで、使い古しの硬い筆の先を、色々な角度でカットして使ってみました。
真ん中が一番長くなるように、ハサミで毛先を周りから切ってみました。
これを使ってアクリル絵の具を付け、リメ缶にステンシルしてみたところ、大成功したのです。
長い筆先が上手くシートの切れ目に入り込み、クッキリした文字が写せました。
アクリル絵の具は、水で伸ばさない。
初めに筆を湿らせて、水分をふき取ってから絵の具を取る。
ガッチリした塗装面には、濃い絵の具を載せた方が、簡単で出来が良いようです。
「必要なもの」
- リメイク缶 ➡作り方はこちらの記事
- ステンシルシート(自作する場合は、クリアファイル、カッター、カッティングボード、のり)
- アクリル絵の具(とパレット)
- 筆(豚毛)かため
- ハサミ
- 防水剤
ステンシルシート
自作ステンシルシートの作り方
ステンシルシートは、ネットや100均でも買えます。
ステンシルの絵柄や文字も、パソコンで印刷して使えます。
今回は、ステンシルシートを、1から手作りしてみます。
① 紙に太字マジックで絵柄を書きます。(パソコンで印刷したものや印字された雑誌でも)
Oのように中抜きが必要な文字には、橋を渡します。
➁ クリアファイル切って1枚にする
袋状になっているクリアファイルを切って2枚にして、必要な大きさに切ります。
好きな文字や絵柄の紙を用意して、『剥がせるスチックのりやスプレーのり』で、クリアファイルに貼り付けます。
③ カッターで切り抜く(中抜き部分が繋がるように)
カッターは動かさず、シートを回しながら、絵柄の右の部分を切ります。
こうすると指が邪魔にならずに切れます。
作った橋は残るように、気を付けて切ります。
➃ クリアファイルに貼り付けた紙を剥がします。
橋を残すように慎重に、紙の上のクリアファイルを剥がします。。
⑤ 多少不格好ですが、これでステンシルしていきます。
筆の加工
ここが一番のポイント
筆をカットする
・100均のステンシル用の筆の先を、ハサミでカットします。
筆先を1/3位カットします。
短い方が、シートの上で筆を叩き込む時、筆先が広がり過ぎず、シートの隙間から絵の具が入り込み難くなります。
ここがポイント
筆の周りのカット
中央が長くなるように、まわりをグルっと回しながら切ります。
輪郭が細い文字用の筆用には、筆先の中央を鋭く尖らせるようにカットします。
筆先を加工した出来上がり
4本のうち、1番下の筆が初めの長さです。
これで筆の準備完了です。
本番
ステンシルの方法
- マスキングテープは短く切っておく
- 缶にステンシルシートを置き、テープで周りを留める
- 筆を水で濡らし、水分をよくふき取り、絵の具をパレットに出す
- 筆に絵の具を取り、ステンシルシートの上から叩き込む
- シートを慎重に取り、絵の具を乾かす
- 防水剤を塗る
❶ マスキングテープを、短く切っておきます。
缶にステンシルシートをピッタリ貼り付けたいので、あらかじめ用意しておくと便利です。
❷ 缶にステンシルシートを置きテープで周りを留める
浮いた所が無いように、周りに貼り付けます。
缶面は、塗装してあるので、剥がれやすいです。
シートからはみ出ている部分は、爪でしごくように缶面に、シッカリ密着させます。
❸ 筆を水で濡らし、ふき取り、パレットに絵の具を出します。
筆の水は、ティッシュペーパーで、よくふき取った方が良いです。
水気が多いと、絵の具が薄まってしまい、滲みの原因になります。
パレットに絵の具を出します。
この時、水で伸ばしません。
筆に絵の具を付けたら、パレットのなかで筆先を整えながら、絵の具が付き過ぎていないようにします。
❹ ステンシルシートの上から、筆を垂直に立てながら、何度も叩き込みます。
シートの溝の端まで絵の具の色が付くように、しっかりめに塗ります。
筆を立てて、垂直にチョコチョコと何度も、叩き込むのがコツです。
水分が多いと、この時にシートの隙間に、流れて込んで滲んでしまいます。
❺ シートを慎重に取り、絵の具を乾かす
普通はシートを付けたまま乾かしますが、私はステンシルシートを慎重に剥がしてから乾かします。
絵の具が濃いため、直ぐにシートを取っても、絵の具が垂れたり滲んだりしません。
❻ 防水剤を塗ります。
防水性、耐久性、UVカットの為のニスを塗ります。
重ね塗りで、耐久性が高まります。
市販のシート
市販のシートでステンシルをする
バラの絵柄で挑戦
1枚のシートに、他の絵柄が有るので、使う部分を中心に、マスキングテープで留めます。
シートの方が缶の長さより大きい場合は、テープを長めに切ります。
シートの裏側から、缶に届くように貼り付けます。
・色の違う所(茎の部分)に付かないように、マスキングします。
テープを下の方にも広めに貼り付けて、絵の具が缶に付かないようにします。
・ 今度は花の部分にマスキングして、茎の緑色が付かないように保護します。
マスキングで、綺麗に色が分かれて載りました。
バラの花の図柄の出来上がり
多色のアクリル絵の具のが有ると、綺麗なステンシルが出来ます。
グラデーション
グラデーションにする
ニコちゃんマークの周りを、グラデーションにしました。
大胆に隣と違う絵の具の色を、次々続けて載せています。
ムラ模様
薄い色に、黒でムラに模様を付ける
明るい茶色を塗ってから、それを消さないように、上から黒色をムラに載せてみました。
黒の絵の具を、下地の茶色を残すように、筆で叩き込むようにします。
。
途中を色変
グラデーションの応用
濃い茶色と、濃い青を、クッキリと2つに分けて塗り、繋げました。
ストライプ
薄い色の上に濃い色を横に分けて塗る
3色のストライプに塗りました。
今回ステンシル塗装したリメイク缶
色付けは、やりだすと止まらないくらい楽しい作業です。
一度お試しください。
リメ缶装飾は他に
デコパージュはこちら
エンボス加工はこちら
多肉植物の基本の記事はこちら
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