多肉植物 U字ワイヤーの使い方|葉や苗の固定の仕方とメリット

U字ワイヤーの使い方 多肉事

こんにちは。ハイジです。

多肉植物を育てる時に感じた事を書いています。

少しでも初心者さんの参考になれば嬉しいです。

一緒に、心配の種を1つずつ取り除いていきましょう!

ハイジ
ハイジ

多肉植物と出会って10年目です。

育て方は、自己流です!

その時々の問題は、色々悩んで工夫しながら解決してきました。

心配事や悩み事は、経験者からの情報が、一番頼りになると感じています。

U字ワイヤーを使い始めたのは、寄せ植えでした。

葉挿しに使い始めたのは、暫く経ってからです。

U字ワイヤーと成長点

葉挿しを初めた頃は、必要なかったので、U字ワイヤーを使っていませんでした。

少し前までは、葉挿しの葉は、根が出てから土に埋めるのが常識でした。

すでに根が有るので、土に挿すと葉が固定されるのでU字ワイヤーは不要でした。

でも今は葉を採ったら、すぐ土に挿しています。

その方が発根率が良いのが、分かってきたからです。

管理する環境にもよると思いますが、私の所ではその方が簡単で発根率が高いです。

根の無い葉を固定する時、U字ワイヤーが大活躍します。

今では葉挿しの重要アイテムです。

これを使い始めてから、葉挿しの発根や発芽の成功率が、より上がったように感じます。

葉挿しで大事なのは、成長点を守ることと、根を張らせることです。

私は葉を地中に埋める事で、葉の成長点が日差しや乾燥から、守られると思っています。

発根した根が地中で切れずに広がっていく為に、風や振動で葉を動かなくする事が大事です。

特に長い葉や厚みの有る葉は、動きやすいです。

薄い葉でも丸まってしまい、根が空中に出てきてしまう時にも有効です。

作り置きしておくと便利

作り方です

使い易いワイヤーの太さ

ビニールで覆われたワイヤーで作ります。

ビニールに覆われて無いと錆びます。

色も太さは、色々有ります。

私が、用途に合わせて持っているワイヤーです。

この黒のワイヤーは、リメ缶バッグに使っているワイヤーで太めです。

注目

私が使っているのは、緑のビニールで覆われた細目のワイヤーです。

これを5㎝位の長さに切っておくと、すぐに使えて便利です。

具体的な使用例2つ

寄せ植えの時に、ネックレス系の玉引っかけて、吊り下げるように見せる時。

葉挿しで葉の固定する時。

1ネックレス系を固定する

寄せ植えでも植え替えでも、ネックレス系は垂らすと、見栄えが良いです。

ネックレス系の根の張りを良くするには、根だけで無く茎も土に埋めることです。

水がかかるので、ワイヤー部分は、ビニールで覆われていないと錆びます。

太いワイヤーは、土に挿しにくいですし、苗の重さで外れてしまうことが有ります。

緑色のビニールで覆われたワイヤーは、挿した時に違和感無く馴染みます。

細いワイヤーで有れば、ゴロゴロ土にも、すんなり挿せます。

緑色のワイヤーが馴染む

寄せ植えの時は端に根が有れば、それを土に埋めます。

そこから近い玉を、多めにU字ワイヤーで引っかけます。

赤の矢印が、U字ワイヤーの部分です。

根が無い苗は、茎が土に多めに触れるように、U字ワイヤーを使って、4~5個の玉を引っかけます。

寄せ植えの最初に、ネックレス系をU字ワイヤーで植えるようにします。

2葉挿しで使う

葉挿しをする時に重宝するのは、大きな葉を小さめの鉢に挿す時です。

ベランダ多肉の身としては、こうして一つの鉢に、多めの葉挿しをするしかないのです。

成長点を少し土に埋めて、ワイヤーで固定します。

こうすると成長点が保護されて、発根や発芽が良くなります。

水をかける前

これで水をかけても動きません。

水をかけた後

固定していない悪い例

ワイヤーを使わないと、水やりの度に、葉が浮きます。

その度に、ピンセットで一枚一枚土に埋めなければなりません。

そのうち、このままで良いやと思ってしまうのです。

暫くこの状態で放置してました

葉挿し葉の状態も悪いです。

今回U字ワイヤーで、綺麗に成長点を挿しました。

綺麗に整列

タップリの水やり後でも、キッチリ整列してます。

面倒がらず、早くやれば良かった!!

下の写真のロメオも、2枚の葉に芽が出ても、U字ワイヤーを使っていなかったので、水やりの度に葉が動いていました。

動いていた2枚の葉をシッカリ固定しました。

これで、安心です。

下のモンブランの葉挿しは、仔も大きくなりました。

葉が重みでひっくり返ったりすると、発芽した苗がイビツな形になったりします。

この長さが有る葉は、初めの葉挿しの時にU字ワイヤーで固定しておいたので、苗も形良く順調に育ってます。

必要無い場合

鉢の内側に立てておける長さの葉は、ワイヤーは要りません。

水やりで、葉が動かないので大丈夫です。

発根が先の葉は根が張ると、更に動きません。

急いでいると、つい大盛りの土に、長い葉を深く挿して、忘れてたってことがあります。

そして、いつの間にか発根してた!!

発芽もしていた!!!

しかも地中深くに芽吹いていた苗は、白く徒長してしまっています。

始めから、この位の土の量で、ワイヤーを使うべきだったと反省です。🙇

発芽した苗を綺麗に育てる為にも、U字ワイヤーは活躍してくれます。

発根した根が張り、親葉が枯れたら、役目が終わります。

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