こんにちは。ハイジです。
多肉植物を育てる時に感じた事を書いています。
少しでも初心者さんの参考になれば嬉しいです。
一緒に、心配の種を1つずつ取り除いていきましょう!
多肉植物と出会って10年目です。
育て方は、自己流です!
その時々の問題は、色々悩んで工夫しながら解決してきました。
心配事や悩み事は、経験者からの情報が、一番頼りになると感じています。
多肉植物を買ってきたら、そのままベランダに、置いていいの?
ズバっとこれは、
そのままでは、いけません。植え替えをしましょう!
その時に、病気や害虫の被害を被らないように、簡単に出来る薬剤を施しましょう!
買ってきた鉢の土は、そのままでは管理が難しいので、多肉専用土に植え替えます。
多肉植物は、蒸らさないのが、枯らさないコツです。
水分を土から上手に無くすためには、管理しやすい土に植え替えましょう。
買ってきた苗は、プロが管理しやすい土に、植えてあるのです。
初心者には、難しい土です。
植え替えの手順は8つ
- 買ってきた苗を鉢から土ごと出す
- 根の処理をする
- 新しい鉢に底石を入れる
- 底石の上に専用土を入れる
- オルトランを振り入れる
- 苗を戻し土を追加する
- 水をたっぷり全体にかける
- 風通しの良い半日陰に置く
順番に説明します。
❶ 買ってきた苗を鉢から土ごと出すとは?
苗を鉢から出す時は、苗を持たないように気を付けます。
鉢を傾けて、土ごと横滑りさせ苗を出します。
根が回って土が固い時は、鉢の外側を手で、揉むようにすると鉢から外しやすくなります。
❷ 根の処理をするとは?
根が多い時は、しごいて1/2~1/3に減らします。
この時、モヤモヤした細い根を取るようにして、無理に引っ張らないようにします。
モヤモヤした根は古い根で、根詰まりの原因になるので取り除きます。
白い綺麗な根は、新しい根なので、傷つけないように気を付けて作業します。
根が少ないときは、根の周りの大まかな土だけを取るようにして、根は触らないようにします。
❸ 新しい鉢に底石を入れるとは?
鉢底の穴は大きいので、専用土を入れる前に、軽石を入れます。
こうすると、土が流れ出ないですし、通気性と排水性が、良くなります。
鉢底ネットを、小さく切って、穴を塞ぐ方法も有ります。
でも、ネットの隙間が狭すぎると、徐々に、砕けた土で、詰まってしまいますので、注意が必要です。
初心者は、鉢底石が安心です。
底石は、鉢底の穴が、十分隠れる位入れます。
縦長の鉢であれば、多めに入れた方が、通気性が良くなります。
底石も大きさで、3種類位有るので、鉢底の穴にハマらない大きさを確認して入れましょう。
❹ 底石の上に専用土を入れるとは?
軽石の上に、専用土を、根の大きさを考えて、ひとまず入れます。
根が大きい時は、土は後から根の周りに入れるので、苗を埋める高さを想像するようにします。
根の無い苗の場合は、出来上がりの高さに土を入れます。
出来上がりの高さは、鉢の縁ギリギリでも大丈夫です。
多肉植物の場合は、ウォータースペース(水を貯める場所)を作る必要が無いので、鉢の縁まで(好みの量)土を入れます。
余分な土は、苗を植える時に、こぼれます。
❺ オルトランを振り入れるとは?
オルトランを振り入れ、表面をピンセットで、なぞるように混ぜます。
ガシガシ入れまなくても、土に馴染めば大丈夫です。
でも土に馴染ませないと、オルトランが水で固まり、いつまでも土の上に残って、見栄えが悪くなります。
オルトランは、苗が根から薬効成分を吸い上げて、病気や害虫に強くなるように、予防する薬剤です。
規定量を守るように、おおよその量を、目で見てください。
多めに入れても害は無さそうですが、使っているうちに適当な量が、いい加減になってきます。
これ1つで、病気害虫対策出来ます。
植替え時には、忘れず振り入れて、お手軽に終わらせましょう。
❻ 苗を戻し土を追加するとは?
苗を戻す時は、根がつぶれないように、土を入れます。
苗を空中に浮かすように、片手で持ちながら、根の周りを埋めるように、土を追加します。
筒形の土入れが有ると、便利です。
根が大きい場合は、根の間にも土が入り込むように、土の上からピンセットで突いて(根に届かなくて良い)空洞を無くすようにします。
❼ 水をたっぷり全体にかけるとは?
上から、じょうろで、水をたくさんかけます。
葉に付いた汚れや、根に付いた雑菌も洗い流すようにタップリです。
鉢底から沢山の水が、流れ出る位かけます。
鉢底から流れ出た水は、始めは微塵を含んで黒いですが、それが無くなり透明な水になる迄続けます。
❽ 風通しの良い半日陰に置くとは?
直接日光が、当たらない、風通しの良い場所に置き、土を乾かします。
ホームセンターや屋内で販売されていた多肉植物は、日光に慣れていない可能性が有ります。
そんな苗は、直接日光が、当たらない半日陰で1週間ほど、様子をみましょう。
その間、土の乾きが遅かったら、少し日の当たる場所で様子をみましょう。
日当たり地図を作ると、場所の移動の目安になります。
オルトランは苗本体に吸収されるので、薬剤がかかりにくい葉裏、土の中まで効果が有るそうです。
効果の継続期間は2か月と長いので、基本的に薬剤は、これだけで十分です。
植え替え時には、【オルトラン】を忘れず施しましょう。
多肉植物の育て方の基本の記事はこちらから
コメント