こんにちは。ハイジです。
多肉植物を育てる時に感じた事を書いています。
少しでも初心者さんの参考になれば嬉しいです。
一緒に、心配の種を1つずつ取り除いていきましょう!
多肉植物と出会って10年目です。
育て方は、自己流です!
その時々の問題は、色々悩んで工夫しながら解決してきました。
心配事や悩み事は、経験者からの情報が、一番頼りになると感じています。
土って家庭用ゴミで廃棄出来ないから面倒!
ズバっとこれは、
廃棄しません!使い回していきましょう。
初心者さんには、専用土が良い理由と、リサイクル方法をお伝えします。
多肉植物専用の土を使う4つのメリット
- 水捌けが良く、保水性が低い
- 配合を考えなくても良い
- 白っぽい色で、濡れ感が分かり易い
- 大袋でも軽くて安価
❶ 水捌けと保水性とは?
多肉植物を育てるには、蒸れることが無いよう工夫することが一番大事です。
水やりの後の土が、長く湿っているのを避ける為に、多肉植物専用土を使いましょう。
普通の土は保水性が有り過ぎて、根が水分を十分吸った後も、土が乾かない状態が続いてしまいます。
そうなると蒸れて、苗が傷む原因になります。
多肉植物専用土は、ホームセンターやアマゾンなどで買えます。
❷ 配合を考えなくても良いとは?
YouTubeで土の配合をする動画など有りますが、色々な種類のものを揃えるのは、大変です。
使い切れないものも出てくるでしょう。
自分の場所で、育ちやすい土は、徐々に分かってきます。
多肉植物は環境の順応性が有るので、初めのうちは多肉植物専用土で大丈夫です。
成長の段階で、土の配合を考えるようになってきます。
慣れてくれば、どの位保水性を高めてみようかなど、自分流もやりたくなってきます。
酸性の強い鹿沼土だけで、育てるなんて荒業も、やりたくなってきます。
でも最初は多肉植物のお世話に、専念することが大事です。
❸ 白いっぽい色で濡れ感が分かり易いとは?
鉢は白色がお勧めなんですが、同じ理由で、土も白っぽい方が蓄熱しにくいです。
夏の暑さは、多肉植物にとって過酷です。
夏は気温との闘いになりますから、少しでも楽にしてあげたい。
それに年間を通して行う水やりを考えても、水をかけた時の色の違いが、分かり易いのも白色の土なのです。
注意1
水やりですが、土にまんべんなく水をかけたつもりでも、案外かかっていないものなんです。
初めの頃は、じょうろの水が、どの位土を濡らすのか、実感が出来ないからです。
タップリ水をあげたつもりが、大きい苗の陰や棚の端にある苗に、水がかかっていないことが有ります。
水が土に十分浸み込んだ色が分かり易いと、その判断がしやすくなります。
十分注意しないといけないポイントです。
また違う理由で、見た目で判断出来て良かったと思う事が、実は水やりから2~3日経ってからも有ります。
注意2
同じ大きさの鉢で育てているのに、土が乾かない鉢が分かります。
それは、根が水分を吸い上げていない証拠なので、直ぐに根の状態を確認するようにします。
土の色が苗の状態を、教えてくれるのです。
❹ 安い、軽いとは?
専用土にも色々な種類が有り、作っている会社で値段も大分違います。
それでも、多種類の材料が混ざっているので、それをベースに必要なら他の物も加えられます。
初めは何も加えず、多肉植物の土だけ(100均の多肉植物土は、ダメです!)で育ててください。
多肉植物の土で育てていれば、少しずつ苗の状態で、判断出来るようになってきます。
それで、元気に育つものも有れば、もっと水分を欲しがる苗も出てきます。
まずは、値段の手ごろな専用土を、大袋で買ってみてください。
大袋でも普通の土より軽いので、運ぶのに助かります。
100均の多肉植物の土ですが、排水性が悪いので使えません。
最近は買っていないので、改良されているかもしれませんが、見比べれば一目で分かると思います。
リサイクルの手順5つ
しばらくすると、古い土(一度使った専用土)や、購入した苗が植わっていた土など、土の処理の問題が出てきます。
ベランダでは大問題です。
古土は、そのままでは苗が、病気になるリスクを持っています。
狭いベランダでは、その僅かなリスクも、潰して再利用しましょう。
再利用の方法
- 目につく大きめの根や、ゴミを取り除く
- 大きめの黒ビニールに入れ、土が十分湿る位の水を入れ、ビニール袋の口を固く結ぶ
- 日光が十分当たる所に、1週間放置して日光消毒する
- 黒ビニール袋を切り開いて、土を乾燥させる
- 土の1割位のミリオンを混ぜる
詳しく説明します。
❶ 必ずゴム手袋とマスクをして、大きな不要物を取り除きます。
気になっても小さい物は、後から取り除けるので、大きなものだけで十分です。
必要以上に土をかき混ぜて、病原菌や虫を撒き散らさないようにします。
❷ 大きめの黒ビニールに土を入れて水も入れます。
水の量は、土全体が湿る位で大丈夫です。
湿らせた方が、ビニール袋の中の温度が、上がるようです。
ビニールの口を固く縛って、ひっくり返しても中身が出ないようにします。
❸ 1週間くらい十分に日光に当てます。
一日一回位は、ひっくり返して、裏だった面にも日光を当てます。
❹ 黒ビニール袋を切り開いて、ビニールの上で土を薄く広げ、そのまま乾燥させます。
全体が乾くまで待てない場合は、必要量を薄く広げて乾かします。
❺ 土が乾いたらミリオンを1割程度混ぜます。
ミリオンは、土のPH改善と根腐れ防止など、加える効果が大きいものです。
失われたミネラル分が追加出来るので、発根も良くなるようです。
食用の苗にも使えるものなので、安全性が有ります。
土の改良材が売っていますが、それを使うと土が、フカフカになり過ぎて保水力が増し、排水力が低下し過ぎてしまいます。
その為、土の改良材は、多肉植物の土には適さないので使いません。
植物は環境に左右されるので、土は専用土から始めて、少しずつ他の土を混ぜることをお勧めします。
多肉植物は忍耐力が有るので、直ぐには悪い結果が出ません。
でも、悪くなったら、一気に致命的ってことが多いです。
次が一例です。
一晩で変わる多肉植物
こんなに綺麗に育っていたのに…。
冬のある日、一晩でこんな姿に…。
でも、早く対処すれば大丈夫です。
苗が急変した記事はこちらです。
毎日の見回り(タニパト)が大事です。
全滅を免れるかもしれません。
多肉植物の育て方の基本の記事はこちらです。
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